リチャードジノリはイタリアの総合陶磁器メーカーです。
1735年、カルロ・ジノリがイタリア・フィレンツェ郊外にジノリ窯を創設し、以降5世代にわたりジノリファミリーに引き継がれていきます。
1896年、アウグスト・リチャードのリチャード陶磁器会社との合併によりリチャードジノリ陶磁器会社が設立されました。
第一期(1735-1757) カルロ・ジノリ侯爵
第二期(1758-1791) ロレンツォ・ジノリ侯爵
第三期(1792-1837) カルロ・レオポルド・ジノリ侯爵
第四期(1838-1878) ロレンツォ2世・ジノリ侯爵
第五期(1879-1896) カルロ・ベネデット・ジノリ侯爵
■ アールヌーボーの時代
ヨーロッパで一世風靡した芸術運動、アールヌーボーはリバティ・スタイルと呼ばれています。
流れるような曲線や自然の植物がモチーフとなった女性的なラインが特徴です。
■ アールデコの時代
伝統的なテーブルウェアに加え、時代の変化に伴う新たな需要である磁器製品へと分野を広げます。
20世紀前半のリチャードジノリを代表するのはアートディレクター、ジオ・ポンティと陶工たちの共同作業によって作られたものです。
他に類を見ないシンプルかつ洗練された美しさが博覧会で金賞を受賞し、飛躍的にイメージを高めていきます。
■ 近代・現代
1980年、カジュアル・モダンなエコーシリーズを発表。
その後、数々の新たなシェイプやパターンが登場しました。
ファッションデザイナーや建築家を起用し、時代の先端をゆく様々な製品を世界中に発進しています。
時代とともに立ち止まることなく進化を続け、伝統と革新をテーマに世界をリードし続けています。
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